9月に観た映画『君の名は。』『シン・ゴジラ(2回目)』『グランド・イリュージョン』『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』

君の名は。

前情報で「予想外の結末!」って聞いてたけどこれが予想外ってどんだけ今まで本とか映画とかに触れてこなかったんや感ある。でも「初めて会うはずなのに運命的なものを感じる」という相手、生活の合間に確かにいて……いるか?別にいない気がしてきたけど、とにかくそう思った時に突き詰めて「実はこういうことだったのでは!?」と妄想を膨らませたら確かにこんなストーリーができそう。できそうってだけで実際につくるとこまで行けるのが才能だよねーそれができない私は一般視聴者なのだーこのまま何も成し遂げずに死んでいくんだーって感慨があった。

監督の新海誠さん、あいかわらず空とか星だいっすきなのね(名前は海なのに)、彗星の描写とても綺麗で、逆に「こんな綺麗なのに」と悲しくなった。同監督の『秒速5センチメートル』を観た時は登場人物が全員根暗でイライラしてしまったから、今回もみんな陰鬱なのかと危惧してたのだけど、ところどころにギャグが散りばめられててフフッてなれてよかった、ちゃんとエンターテイメントだった。入れ替わりに気づいてお互いにルールを決めあう場面がリズミカルで楽しかったし、みつはとみつはの声が一番かわいかったと思う。みつはの声役の女の子は映画『ちはやふる』に出てて、その頃からずっとファンなんですよー名前読めないけど。上白石萌音。かみしらいしもね。今調べました。どっからどこが苗字だ感あるでしょう?

みつはが途中で髪を切ったのはなんらかのメタファーなんですか?髪切った後に赤い組紐を髪につけて「どう?似合うかな?」的な照れ笑いする場面があるじゃないですか、彼女、一瞬の迷いもなくああいう着け方をしたじゃないですか、絶対用意してたでしょ、「この髪に組紐着けるならこうだな」って鏡の前で練習してたでしょ絶対、それなのにあの「こういう着け方初めてで似合うかどうか不安だな……♡」みたいなセリフはなんなんですか?あざといわ。奥寺さんもあんな男だらけの職場で働いててあざといわ。私も高専女子だからひとのこと言えないけど!「新海誠の作品は童貞向け」って言われるのそういうとこだぞそういうとこ!

劇中歌を担当してるRADWIMPS、中学の頃にめちゃくちゃ好きだった音楽グループで、って言い張ってきたけど高校の頃だった気もするな、高校の頃です、なので思春期コンプレックスがガンガン刺激されて、野田洋次郎の歌が入るたびに口が真一文字になってしまった。もうコンプレックスすぎて恥ずかしいし多くは語りたくないけど、やっぱりRADWIMPS悪くないわ……って思ってしまう自分を認めたくないわ……それにしても今回の『前前前世』、RADWIMPSみずからBUMP OF CHICKENに寄せてきたのでは?ってくらいバンプ感あって笑った。彼らはお互いのためにちょっと離す努力すべきなのでは←こういう上から目線の批評が痛々しいから語りたくないんだっつうの。

職場近辺がロケ地に使われてて、あんなに綺麗に描写されてたら聖地巡礼したくなってしまうよなぁ、で、その映画を身近に感じてさらに好きになれてしまうんでしょう?ずるい。

シン・ゴジラ(2回目)

(もう公開してから経つしネタバレをガンガンしていくぞ)

一回目に観た時と同じように新幹線爆弾と在来線爆弾にはしゃいだ。あれ、でかいゴジラに小さいおもちゃたちが向かっていく感じが私をはしゃがせるんだと思う。ちょっとCGが安っぽいのがおもちゃっぽいでしょう?ちょうど映画『アントマン』のおもしろさ。新幹線爆弾と在来線爆弾にテンションが上がる人は私と同様の感性を持ってると思うのでぜひ『アントマン』見てください。あと『ナイト・ミュージアム』も楽しめると思います(なんかこの話、前にもなんらかの映画評で言った覚えがあるぞ?)。

ゴジラにビルが次々と倒れていって、ゴジラが「うっぜー!」=ギャオーって言ってるの可愛い。ていうかゴジラ、やはり可愛い。特に第一形態、やはり可愛い。手がないのが可愛い。第二形態以降も手が短くて可愛い。おまえなーそんな手が短いからすってんころりん転ばされるんだぞ、めっ!、というほんわかした気持ちになれる。第一形態の、エラから血?がブシャッ……ブシャッ……って出るの、みんなキモいって言ってて、個人的には1回目の時は気にならなかったのだけど今回二回目で確かにキモってなった。可愛いけど。ビル郡の隙間の広い道路をクネクネ行く感じがいじらしくて可愛い。第一形態はまだ身体も小さくて、ビルと同じくらいの大きさだからたまにビルに引っかかるじゃないですか、あれも可愛い。

ゴジラ観て泣いた、と言う人がいて、泣き所どこだろうと思ってたのだけど、最後の赤坂さんの「この国はスクラップアンドビルドで、~」というセリフでウルッと来たのでそこかなぁ。

グランド・イリュージョン

9/1に公開されたシリーズ二作目『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』を劇場へ観にいく前に予習として観た。

ヘンリーが華奢で超かわいい、スーツ姿似合いすぎてて「私もスーツ着たい?」って思ってしまうほどだった、タイトスカートから伸びる脚の美しさがたまらん。ヘンリーを演じてるアイラ・フィッシャーさんというの、覚えておこう。メンタリストのマッキニーのヘンリーへの口説き方いちいちキモい、特に欲求不満がどうたらのくだり、あんなにキモい口説き方してよく殴られなかったな。モーガン・フリーマンは何を演じててもあっモーガン・フリーマンだって気づける、顔が唯一無二すぎる(褒めてる)。

手品を映画でやるというの、映画というもの自体がそもそも創作/虚構が前提なんだから何の意味があるねんと訝しみながら観始めたのだけど、タネがどうとかに関わらず手品ってパフォーマンサブルだし、手品師の観客の煽り方も含めての"華麗なパフォーマンス"だし、それがちゃんと映画として表現できてる……というか、すごく質の高いマジックショーの中継って感じで、ショーのシーンのたびにわくわくできて楽しかった二作目も楽しみ。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック

一作目ほどの興奮はなかったけど、マジシャンたちの華麗な手さばきにワオ~となれる点は変わってなくて、最終的にトランプの扱い方を身につけてみたくなる。私もトランプをシュッて投げたい、手癖悪くなりたい、近辺で盗難事件あったら真っ先に疑われそうだけど。

一作目のヘンリーがいなくて寂しかった……ヘンリーのスーツ姿また見たかった……ヘンリーの代わりの紅一点のおねーちゃんもウザキャラで良かったけどウザキャラはマッキニーだけで十分っていうか今作はマッキニーの弟がウザすぎるからウザキャラが飽和状態だった。あとジャック、ずっと女にでれでれしてた記憶しかない。最後の方、どんでん返しに続くどんでん返ししとけばいいと思ってんだろしつこいわ!ってなってしまった。

アトラス坊主になってたのなんでなの?長髪のがEDM聴いてそうで似合ってたョ~。一作目が良すぎたのか懐古厨みたいになってしまって悲しいョ~。格好良さはあれど、ヒューって騒ぎたくなるような、賛美を送りたくなるようなマジックがなくて消化不良っぽさ。あでもアトラスの最後のマジック良かったな、超能力みたいで画面に映えるタイプのマジックだった。

あとこのシリーズの邦題、一作目が『グランド・イリュージョン』で二作目が『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』で、元タイトルに副題をaddしたみたいな感じでややこしい。素直に2って付けてほしい。中身も一作目と二作目で独立性保たれてるわけでもなく!