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3月から5月に観た映画たち『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『ヘイトフル・エイト』『アイアムアヒーロー』『レヴェナント:蘇えりし者』『ちはやふる 上の句/下の句』

マネー・ショート 華麗なる大逆転

ブラッドピットが登場してからは彼の溢れ出る色気に呆けていた。なんであんな伸ばしっぱなしみたいな髭なのに格好いいんだろう?目かな?目が静かに輝いてるからかな?/金融についての知識を全然持ってないせいで、演者から当たり前のように発せられる用語の意味を推測するしかなくて、推測に推測を重ねてまたさらに推測を重ねて……で終盤には疲れてくる。わかりづらいのは当然だから、物語の部外者による時々ふわっとした説明があって、一応「今起きてることが主人公たちにとってネガティブなことかポジティブなことか」はわかるけど、それでもあの英語圏特有の皮肉な言い回しによって乱されるからムカつくというか悲しいというか無知な自分に溜息というか。自尊心低い人は観ない方が良さそう。せめて原作本読んでゆっくり予習してから観た方が良さそう。/最後、マイケルが大量の手紙をレターカッター片手に捌いてる時、「なんでそんなに引き出物もらってるの突然?」って思ったけど多分訴訟しますからね的な手紙だったんだろうなぁ。/ジェイミー&チャーリーコンビのおちゃめさ!超かわいい!癒し!

ヘイトフル・エイト

女性キャラ4人しか出てこないけどたったひとりがめちゃくちゃ輝いてた。もう劇中の終盤で"ビッチ"としか呼ばれてなかったから役名思い出せないけど、血を顔に浴びまくる彼女がその血をいちいち手でごしごし拭き取ろうとしてて可愛かった。髪についた血をアウトバストリートメントみたいにきゅっきゅってしてる姿が特に。/「用心しよう 失うには人生は甘美すぎる」/「メアリー・トッドが呼んでいる 床につく時間だ」/ミステリとして観るにはヒント無さすぎる……と思ったけど、日本では上映するにあたって尺を短くされてる~とのことだから、もしかしたら省かれたその中に重要な場面があったのかなぁもったいない。/ジョー・ゲージさん、替えのスカーフいっぱい持ってそうで女子力高い。/これまた劇中で"ニガー"とばっかり呼ばれてた彼、ウォーレンですね、名前で呼んでやってくれよと切に思う!、彼の、嘘か本当かわからないえぐい昔話(彼のアレをアレにアレさせる)が大変トラウマものなので聞きどころだと思う。舞城王太郎の『煙か土か喰い物』で二郎がヤンキーに犬のアレをアレさせるのとどっちが非道かな?とまで考えようとしたけど、人種差別の観点も含めるとややこしそうだったので検討を止めた。/O.B.、本作の唯一の良心。愛すべき存在。

アイアムアヒーロー

まさかそんなグロッグロッだとは思ってなくて臨む姿勢を完全に間違えた。ただ血が出るだけならまだしも人間の奇形を見せ続けられると私の精神はおしまいになることが判明。よくあるゾンビ映画じゃん!と溜息を吐いたのだけど、「邦画でまともなゾンビ物」というと確かにめずらしいかも~???と、他者に言われて気づく。睡眠障害のあの子は猫っぽい。

レヴェナント:蘇えりし者

眠気がやばい。BGMが眠気を誘ってくる。これが坂本龍一クラシックか……うとうと。「蘇えりし者」っていうから儀式的ななんらかで復活させられるのかと予想してたから、ただ人間の生命力スゲー!な復活の仕方で拍子抜けだった。馬をひっかぶるの、着ぐるみみたいで可愛いやんけグッズ化せんかなとか無邪気に考えてたけど、それらいろいろがキリスト神話のメタファなのね、キリスト教の人達にとってはただちに気づけるor超テンション上がることかもしれないけど一介の日本人である私にはホウ~程度だった。日本人にとって超テンション上がるストーリーのテンプレートって何だろう、オタクが成り上がる感じとかかしら。

ちはやふる 上の句

激アツだったので別記事に書いた。
gyu56.hatenablog.com

ちはやふる 下の句

上の句に比べると特別に私の心に響く場面はなかったけどやっぱり競技中のドキドキ感はすごい。千早の、なんて楽しそうな演技!クイーンが綺麗な顔しててずっと見惚れてた。クイーン、高校生にしては老けすぎだなと思ったけど。あとまばたき全然してなかったけどそういう設定なのかな、アンドロイド感……。"ニコニコメガネ"、キャッチーなので使っていきたいし、あわよくば私もニコニコ○○って形容されるような人間でいたいと思った。新の柔和な雰囲気とてもよくて、上の句と同様に、そりゃ千早も好きになっちゃうよなぁと納得。