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1月・2月にみた映画たち

1月・2月に観た映画たちのうち、一エントリにまとめるほどでもない映画たちの感想文です。

クリムゾン・ピーク

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ホラーだよ~って紹介されたうえで観たら全然怖くなくて拍子抜け。作中の幽霊は総じていいやつ的な描かれ方がされてたし、幽霊というよりはもやもや黒い煙をまとった動く骸骨って感じだったし。内容はまあ予想がつく展開が繰り広げられるだけでおもしろいとは言えないけどとにかく美術がやばくて始終ホエーッとなってた。エントランスに雪が舞う城!実際は超寒そうだけど。吹き抜けは吹き抜けだけど吹き抜けすぎだろ。小型蓄音機がちっちゃくてかわいかった。劇場でもらえるポストカードはなんだったんだろうな、本編に関係ない絵柄すぎて無意味な静かな驚きを感じさせられてしまった。

俳優 亀岡拓次

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ラジオで宣伝聞いてたら麻生久美子と染谷奨太が出演しているとのことで、旦那のオレオレ法則「麻生久美子が出ている映画にはハズレはない」および「染谷奨太はナイスな演技をする」に釣られて観に行ったけど、ところどころ冗長で眠くて眠くて……。原作が小説らしいので、おそらく私が冗長だと感じたところは文学的表現を試みようとされてたのかなあ。安田顕の謙虚な役のハマりっぷりがすごかったので、主人公を安田顕としてイメージしたうえで原作を読むと良さそう。麻生久美子の、本当にギリギリ自然な口調で、こういうちょっとわざとらしい居酒屋の女性店員いそうだよなぁってところを突いてくる。染谷くんがいわゆるチョイ役で寂しかった。
 

ブラックスキャンダル

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顔の見分けがつかない登場人物が2組いてつらかった。しかも似てるうえに証言中と証言前の過去とで髭や眼鏡の有無が変わってる奴までいて無理だった。カンバーバッヂが全然スキャンダルに関わってなくてプロモーション『3人が企てる!』との差異がすごい、そしてそもそも出番が少ない。コノリーが途中から関根勤に見えて仕方なかった。関根勤カラコン入れてもらったら似ると思う。前も関根勤に似てるなこの人って思った外国の俳優さんいたな誰だっけどれだっけ……。エンドロール見てジミーがジョニー・デップだったことを初めて知ったんだけど役ハマりすぎ!超悪そうだった!拍手!ジミーの凶悪さと、でもそれがバレるのは周囲の人間が一言漏らすだけで十分なんだよ~って対比が見どころだとは思うんだけどいかんせん退屈。コノリーもジミーも明らかに利己的だから最後まで感情移入できないし。あーあ、ぐらい。ジミーの側近の誰かを主人公にしたらよかったんじゃないかなあ、親しい人を殺されて悲しい感じからタレこみする感じなら視聴側もハラハラドキドキを一緒に体験できそう。
 

オデッセイ

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原作の小説の邦題が『火星の人』なのになんで映画の邦題『オデッセイ』やねん、って原作ファンがげんなりしてるとのことで、まぁ映画自体の出来が良いなら許してあげれば~と思ってたんだけど、確かにこれは『火星の人』で良かったね……。なんなら劇中でOdysseyって単語一回も出てきてなくない?つまるところ一カ月一万円生活in火星っしょ?、と臨んだら大体合ってた。ふかし芋が食べたくなる映画。なんで途中で鎮痛剤まぶして食べてたの?いろいろ痛かったのかな。ワトニーと船長の邂逅シーン、オレンジ色の命綱がリボンみたいになってて少女漫画っぽさあった。80年代ディスコ曲がかかるというの、前情報として知ってて、で原作だとEW&Fの曲が取り上げられてるんだよって原作読み済みの人に教えてもらってて、もしかしてIMAXの音響でSeptember聴けるのかなって楽しみにしてたけどかかりませんでしたね。悲しい。原作だとFantasyでした?ああそう。悲しい。マイケル・ペーニャさんなんらかの他の映画で見覚えあってアッてなった、おそらくアントマンかFURYかと思われる、愛嬌のある顔してて私あのひとすき!

ライチ☆光クラブ

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耽美……。創作のホモもグロもそんなに好きじゃないからちょっと辛かった。元は舞台、漫画、で今回の映画、って順で作られてきたみたいで、丸尾末広さんが舞台の時点で関わっているとのことで納得。丸尾末広さんの漫画もなかなか苦手なので。映画観た時点では舞台の存在は知らないし漫画は存在知ってるけど読んでないしで、もう上映中ずっと「警察はいつ出てくるの?」と思ってたんだけど、これはそういう現実性を持ち込まれる作品ではなかったですねすみませんでした。たぶん舞台か漫画を先に読んでたら良かったのかな、どうしても実写化されると現実性を持ち込みたくなってしまうみたいで、二次元の実写化が私の性に合ってないと思うのはそれが理由なのかもしれないなと思い始めた。二次元の実写化についてほとんどのひとが苦手だと思うけど、その理由を考えたことある人とぜひお話したい。(以下ネタバレ)ハイライトは、ジャイボが、勃起したゼラの局部を後手に鷲掴みして「なあに、これ?」と訝しむところ。私は思わず笑ってしまったけど、劇場の他の席の女の子たち(たぶん中高生)は笑ってなかったようなので、マジでこれに性的に興奮して声も出ないのかな女の子たち?、と感慨深かった。大人になったな私も……。


1月・2月に観た映画たちのうち、一エントリにまとめるほど一家言の湧き出てきた映画は以下の3つでした。





劇場で食べるキャラメルポップコーンのおいしさに気づいてしまった冬だった。